中二病知識の集積場です

2つで1組のもの


2つの名称などそれぞれの名称詳細
ルガル・イラと
メスラムタ・エア
(バビロニア神話)
ルガル・イラ出入り口を守護する双子の神。この出入口は冥府の門と関連する可能性があるらしい。常に左側に描かれる
メスラムタ・エア同上。常に右側に描かれる
ネクベトと
ウアジェト
(エジプト神話)
ネクベト上エジプトの守護女神にして月の女神。また、ファラオの王権を守護する神でもある。白冠(ファラオの被る二重冠のうち、上エジプトを象徴するもの)を戴いたハゲワシの姿で描かれる
ウアジェト下エジプトの守護女神にして太陽の女神。また、ファラオの王権を守護する神でもある。赤冠(ファラオの被る二重冠のうち、下エジプトを象徴するもの)を戴いたコブラの姿で描かれる
マンデトと
メセケテト
(エジプト神話)
マンデトラーが乗る太陽の船。昼の間、地平線の向こうから現れ、空の東側(生者の世界)を旅する間はこのように呼ばれる
メセケテトラーが乗る太陽の船。夜の間、地平線の向こうへ沈み、空の西側(死者の世界)を旅する間はこのように呼ばれる。また夜の間は太陽の船に対して、月の神コンスが月の船に乗り空を横切るという
イシスとネフティス
(エジプト神話)
イシスネフティスの姉。頭に玉座を載せた姿で描かれる(現世の王権の象徴)。有名かつ偉大な死後の守護女神であり、また魔術や豊穣の女神でもある。ネフティスの他にあと2柱の女神とともに描かれることも多い
ネフティスイシスの妹。頭に祠堂を乗せた姿で描かれる(死後の王権の象徴)。イシスとは対照的に影が薄い。司るものも対照的で、イシスが積極的なもの、生を与える存在であるのに対し、ネフティスは消極的なもの、死を与える存在であるという
マアトとゲレグ
(エジプト神話)
マアト真実や真理といった正しさを意味する言葉「マアト」を神格化した女神
ゲレグマアトの対義語である「ゲレグ」を神格化した神(おそらく男神)。残された情報が少ないが、崇拝の対象にはならず忌み嫌われていた悪神である可能性が高い
ヌトとゲブ
(エジプト神話)
ヌト光の大気、または乾気の神シュウと、その妻である湿気の女神テフヌトから生まれた娘にして天空の女神。横たわり抱き合うヌトとゲブを、シュウが引き離しヌトを持ち上げた結果、文字通り天地は開闢された
ゲブ妹であるヌトの夫にして大地の神。死者をオシリスの法廷へ行かせず、永遠に閉じ込めておく恐ろしい神とも、作物を生み出す豊穣の神とも考えられている
クヌムとヘケト
(エジプト神話)
クヌム羊頭の人類創造の神。優れた陶工であり、ろくろで粘土を人の形に仕上げる役目を持つ。また洪水の神でもある
ヘケト蛙頭(蛙は多産の象徴)の人類創造の女神。優れた魔術師であり、クヌムの作った人型の粘土に命を吹き込む役目を持つ。また出産の女神としても知られる
牛頭馬頭
(仏教)
牛頭鬼牛の頭に人の体をした地獄の獄卒。牛頭獄卒ともいう。元のサンスクリット名はゴーシールシャ
馬頭鬼馬の頭に人の体をした地獄の獄卒。馬頭羅刹ともいう。元のサンスクリット名はアシュヴァシールシャ
国生みの二柱
(神道)
伊邪那岐命イザナギノミコト。神世七代の最後に妹にして妻である伊邪那美命と生まれ、天沼矛で国生みを行った。
伊邪那美命イザナミノミコト。国生みの最後に加具土命を生み絶命する。伊邪那岐の黄泉国訪問後に伊邪那岐へ「私は1日に1000の人間を殺すだろう」と叫ぶ。伊邪那岐は「それなら私は1日に1500人の子供を産ませよう」と返した。
アギイ・アナルギリ
(キリスト教)
クルツマンカトリックでは「コスマス」ともいう。アラビア半島出身の外科医。また、医療の守護聖人。東欧においては吸血鬼や不死者に対して絶大な力をもっていると考えられていた
ダミアンカトリックでは「ダミアノス」ともいう。兄弟であるクルツマンと共に、足の移植手術という当時としては奇跡的な治療を行った。清貧で知られ、アギイ・アナルギリとはギリシャ語における「一文無し」の複数形である。
虹蜺
(中国神話)
雄の龍。虹における主虹(内側のはっきりとした虹)のこと
雌の龍。虹における副虹(外側のぼんやりとした虹)のこと
象牙の門と角の門
(ギリシャ神話)
象牙の門夢の神であるオネイロイたちが、彼らの国からこの象牙の門をくぐって人の世界にやってくるとき、彼らの見せる夢は意味のない偽りの夢になるという
角の門夢の神であるオネイロイたちが、彼らの国からこの磨かれた角の門をくぐって人の世界にやってくるとき、彼らの見せる夢は真実を語る正夢になるという
生命の樹と知恵の樹
(ユダヤ教)
生命の樹エデンの園の中央に植えられた樹。その実を食せば神と等しい永遠の命を得られる。神の肉体的な力(生命)と神の精神的な力(知恵)の両方を手に入れることによって、人が神と等しくなることを恐れた神は、人をエデンの園から追放した
知恵の樹エデンの園の中央に植えられた樹。善悪(万象)の知識の樹ともいう。アダムとイヴは蛇の企みに乗り、神の戒めに反して果実を食した。これにより人は神と等しい知識を手に入れた。その実はリンゴとも、イチジクともいわれる
セフィロトと
クリフォト
(カバラー)
セフィロト生命の樹。神からの聖性の10段階にわたる流出の過程を10個の「球」(セフィラ)と22本の「小径」(パス)から構成される象徴図で図示したもの
クリフォト邪悪の樹、死の樹。悪の勢力あるいは不均衡な諸力を表す概念を図式化したもの。セフィロトの最下位であるマルクトから、セフィロトを反転した形で伸びている
ヤグルシュと
アィヤムル
(ウガリット神話)
ヤグルシュウガリット神話の主神バアルが、敵対する海と川の龍神ヤムを倒すために、工芸の神コシャル・ハシスに頼んで造らせた棍棒。ヤグルシとも。名は「追放」を意味する
アィヤムル同上。アイムールとも。名は「撃退」を意味する
ハールートと
マールート
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ムンカルとナキール
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北斗星君と
南斗星君
(中国神話)
北斗星君北斗七星が神格化されたもの。「死」を司る神であり、とても厳格な性格の醜い老人の姿で描かれる
南斗星君南斗六星が神格化されたもの。「生」を司る神であり、柔和な好々爺や、穏やかな性格の美しい青年として描かれる
赤き竜と白き竜
(アーサー王伝説)
赤き竜大君主ヴォーティガンが建てようとした塔、その基礎の地下にあった水たまりの底から出現した2頭の竜のうち、ブリトン人を象徴した竜。名前はウェールズ語で「ア・ズライグ・ゴーッホ(英語読み:ア・ドライグ・ゴッホ)」
白き竜大君主ヴォーティガンが建てようとした塔、その基礎の地下にあった水たまりの底から出現した2頭の竜のうち、サクソン人を象徴した竜。名前はウェールズ語で「グウィベル(英語読み:グウィバー)」
西王母と東王父
(道教)
西王母西方とすべての女仙を支配する神仙。西方の彼方にある崑崙山に住むという
東方と(ほぼ)すべての男仙を支配する神仙。東方の絶海にある三神山の、蓬莱山に住むという
クリスピヌスと
クリスピニアヌス
(キリスト教)
クリスピヌス靴屋や製皮・皮革職人の守護聖人。3世紀のローマ貴族出身の兄弟で、迫害を逃れてフランスのソアソンへ行き、そこでガリア人に福音を説き、夜は靴を作った。後に捕らえられて殉教したという
クリスピニアヌス同上
ラーフとケートゥ
(インド神話)
ラーフ

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ボレアダイ
(ギリシャ神話)
カライス有翼の勇士。アルゴナウタイの一人であり、ハルピュイア退治で活躍した
ゼーテース同上
アポロンと
アルテミス
(ギリシャ神話)
アポロン双子の弟。神としての権能は主に「光明」「神託」「音楽」「医術」など。後に太陽の神となる
アルテミス双子の姉。神としての権能は主に「狩猟」「動物」「自然」「弓矢」など。後に月の女神となる
ディオスクロイ
(ギリシャ神話)
カストール双子の兄。アルゴナウタイの一人であり馬術の名手。定命
ポリュデウケース双子の弟。アルゴナウタイの一人で剣術と拳闘の名手。不死
アローアダイ
(ギリシャ神)
オートス巨人または人。天に通じる道を作ろうとしたが、後にアポロンに討ち取られた。名前の意味は「貪欲」
エピアルテース同上。名前の意味は「悪夢」。同名の巨人(ギガース)が存在する
烏兎
(中国神話)
金烏中国の伝承における太陽の象徴。三本の足をもつ金色の烏として描かれることが多い
玉兎中国の伝承における月の象徴。蟾蜍(せんじょ:ヒキガエルのこと)が代わりに置かれることもある
黒白無常
(道教)
黒無常全身黒装束の死者を導く霊。提灯や幟、哭喪棒を持っていて舌が長い。似た存在として謝将軍などがいる
白無常全身白装束の死者を導く霊。提灯や幟、哭喪棒を持っていて舌が長い。似た存在として范将軍などがいる
干将莫邪
(中国神話)
干将中国の伝承に現れる宝剣。『呉越春秋』によれば亀裂模様の浮かんだ陽剣(雄剣)であるという
莫邪中国の伝承に現れる宝剣。『呉越春秋』によれば水波模様の浮かんだ陰剣(雌剣)であるという
牛郎織女
(中国神話)
牽牛郎人間界の青年。牽牛星(アルタイル)の由来として知られる
織女西王母の孫娘。織女星(ベガ)の由来として知られる
ベロボーグと
チェルノボーグ
(スラヴ神話)
ベロボーグ謎の多い神。昼や光、生や善などを司る善神だとされる。名は「白い神」を意味する
チェルノボーグ謎の多い神。夜や闇、死や悪などを司る悪神だとされる。名は「黒い神」を意味する
アフラ・マズダと
アンラ・マンユ
(ゾロアスター教)
アフラ・マズダ「善」とそれに付随するものを創造し、司る神。名は「知恵の神」を意味する
アンラ・マンユ「悪」とそれに付随するものを創造し、司る神。名は「怒りの霊」を意味する
マシュヤグと
マシュヤーナグ
(ゾロアスター教)
マシュヤグ最初の人間「ガヨーマルト」が死ぬ直前に大地へ放った精液から、潅木の木が生えて男女の形に変わった。そのうちの男であり兄、夫が彼である。名の意味はおそらく「男」
マシュヤーナグ最初の人間「ガヨーマルト」が死ぬ直前に大地へ放った精液から、潅木の木が生えて男女の形に変わった。そのうちの女であり妹、妻が彼女である。名の意味はおそらく「女」
手長足長
(伝承など)
手長「手長人」とも。腕が異様に長い巨人あるいは妖怪。類似する存在に「長臂」「狼」というものがある
足長「足長人」とも。脚が異様に長い巨人あるいは妖怪。類似する存在に「長股」「狽」というものがある
前鬼後鬼
(伝承など)
前鬼「善童鬼」「義覚」「義学」とも呼ばれる。修験道の開祖、役小角が従えていたとされる夫婦の鬼の夫。陰陽の陽を表す阿(口を開けている)の赤鬼で鉄斧を手にし、笈を背負っている。
後鬼「妙童鬼」「義玄」「義賢」とも呼ばれる。修験道の開祖、役小角が従えていたとされる夫婦の鬼の妻。陰陽の陰を表す吽(口を閉じている)の青鬼で、理水が入った水瓶を手にし、笈を背負っている
順風耳と千里眼
(道教)
順風耳二本角が特徴の赤鬼。あらゆる悪の兆候や悪巧みを聞き分けて、いち早く媽祖に知らせる役目を持つ。
千里眼一本角が特徴の青(緑)鬼。媽祖の進む先やその回りを監視し、あらゆる災害から媽祖を守る役目を持つ。
両儀
(道教)
あるいは地であるとも言われる。万物の根源である太極から生じた二極の片側
あるいは天であるとも言われる。万物の根源である太極から生じた二極の片側
ソロモンの
神殿の柱
(ユダヤ教)
ヤキンソロモンの神殿における玄関広間の右側に建てられた柱。一説には「確立する」という意味を持つ
ボアズソロモンの神殿における玄関広間の左側に建てられた柱。一説には「力」という意味を持つ
カイントとアベル
(キリスト教)
カイン人類最初の殺人の加害者。弟であるアベルを殺した罪により、彼には刻印が刻まれ、エデンの東にあるノド(流離い)の地に追放された。この刻印によって彼は耕作を行えなくなり、彼を殺す者には七倍の復讐が神から与えられるとされる。名は「鍛冶屋」を意味する
アベル人類最初の殺人の被害者。農耕を行い作物を神に捧げた兄と異なり、彼は放牧を行い超えた羊を神に捧げた。このとき、神は作物ではなく羊を選んだ。一説によれば、このときの兄の嫉妬によって彼は殺されたとされる。名は「息」を意味する
レヴィアタンと
ベヘモット
(キリスト教)
レヴィアタン神が天地創造の5日目に造りだした「最強の被造物」であり、ベヘモットの雌のつがいであるという説がある。巨大な鰐や鯨、魚であるという。名の意味は「自ら折りたたむ者」「渦まく者」など
ベヘモット神が天地創造の5日目に造りだした雄の「最高の被造物」であり、レヴィアタンの雄のつがいであるという説がある。巨大な河馬や象、犀であるという。そのあまりの大きさから名前は複数形で、「獣達」を意味する
アダムとイヴ
(キリスト教)
アダム神によって土のちりから作られた最初の人間。名前は「土」「人間」を意味する
イヴ神によってアダムの肋骨から作られた女性。名は「生命」「生者」を意味する
阿吽
(道教)
仏教の真言の一つ。梵字において全く妨げのない状態で口を大きく開いたときの音であり、真実や求道心、宇宙の始まりを意味する
仏教の真言の一つ。梵字において口を完全に閉じたときの音であり、智慧や涅槃、宇宙の終わりを意味する
梵釈
(仏教)
梵天古代インドの神「ブラフマー」が仏教に取り入れられたもの。釈迦が解脱した際にそれを広めるよう勧めた
帝釈天古代インドの神「インドラ」が仏教に取り入れられたもの。釈迦が解脱した際にそれを広めるよう勧めた
両界曼荼羅
(日本密教、仏教)
胎蔵界曼荼羅『大日経』に基づき、大日如来の説く真理を実践的な側面、現象世界のものとして客体的に表現したもの
金剛界曼荼羅『金剛頂経』に基づき、大日如来の説く真理を論理的な側面、精神世界のものとして主体的に表現したもの
仁王
(仏教)
阿形仏教の護法善神である天部の一つ。開口の力士像として知られる。金剛力士とも呼ばれる
吽形仏教の護法善神である天部の一つ。閉口の力士像として知られる。密迹力士とも呼ばれる
風神雷神
(仏教)
風神風伯とも。風袋から風を吹き出し、風や雨をもたらす神。雨師などに置き換わる場合もある
雷神雷公とも。雷鼓を叩き、雷鳴や稲光をおこす神
アシュヴィン双神
(インド神話)
ナーサティヤ結婚、人間や家畜の生殖を司る神で、馬との関係が深い。
ダスラ同上
アブトゥーと
アネット
(幻獣辞典)
アブトゥーエジプトの聖なる魚であり、危険を警戒しつつ太陽神の船を先導したという
アネット同上
スコルとハティ
(北欧神話)
スコル太陽(ソール)を追う狼。日食はこの狼が太陽を捕らえた為に生じると考えられた。名前の意味は古ノルド語で「裏切り」「嘲笑」
ハティ常に月(マーニ)を追いかけている狼。月食はこの狼が月を捕らえた為に生じると考えられた。名前の意味は古ノルド語で「憎しみ」「敵」
ソルとマーニ
(北欧神話)
ソルムンディルファリの娘であり、太陽の女神。太陽を牽く馬車の御者として太陽の運行を司る
マーニムンディルファリの息子であり、月の神。月を牽く馬車の御者として月の運行と満ち欠けを司る
ゲリとフレキ
(北欧神話)
ゲリオーディンに付き添う狼。名は「貪欲な者」を意味する
フレキ同上。名は「貪欲な者」を意味する
タングニョーストとタングスリニ
(北欧神話)
タングニョーストトールの戦車を牽く山羊。トールに食べられることもあるがミョルニルの一振りで復活する。名は「歯を削る者」を意味する
タングリスニ同上。名は「歯を剥く者」を意味する
フギンとムニン
(北欧神話)
フギンオーディンに付き従う渡鴉。夜明けに飛び立ち全世界の情報を集め、夜に帰りオーディンにその情報を伝えるという。名は「思考」を意味する
ムニン同上。名は「記憶」を意味する
リーヴと
リーヴスラシル
(北欧神話)
リーヴラグナロクの後、人類を再繁殖させるために生み出された人間の男。名は「生命」を意味する
リーヴスラシルラグナロクの後、人類を再繁殖させるために生み出された人間の女。名は「生命力」などを意味する
アスクとエムブラ
(北欧神話)
アスクオーディンとその兄弟であるヴィリとヴェーによってトネリコから創造された最初の人間の男。名は「灰の木」を意味する
エムブラオーディンとその兄弟であるヴィリとヴェーによってニレから創造された最初の人間の女。名前の意味は諸説あり、「楡の木」や「蔓」などがある

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