中二病知識の集積場です

「エピメテウス(Epimetheus)」はギリシャ神話に登場するティターン神族の一柱である。
家系としてはイアペトスとクリュメネー(またはアシアー)の息子であり、アトラス、プロメテウス(双子の兄)、メノイティオスの兄弟である。また、パンドラを伴侶とする。
プラトンの『プロタゴラス』によれば、プロメテウスとエピメテウスは新たに生まれた動物たちに特性を与えることを任されていた。エピメテウスは全ての動物に特性を与えたが、人間に特性を与える時になって、先見の明のない彼は何も残っていないことに気づいた。 プロメテウスは、人類の特性は文明芸術と火であると考え、アテナとヘパエスタスから盗んだ。プロメテウスは後にその罪で裁判にかけられた。プラトンの対話の文脈では、「エピメテウスは、思考が生産の後に続く存在であり、それによれば、思考は無思考の肉体とその無思考の運動よりも後に来るという唯物論の意味での自然を表している」という。

一つの解釈として、エピメテウスの意味である「後に考える者」を単に愚鈍な者として捉えるのではなく、「今この時を生きることに全力を注ぐ者」として捉えるというものがある。とある漫画に登場する解釈だが、個人的にはとても魅力的な解釈であるように思える。

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